・・・・・まあね、こんなもんさ。 2002/11/21 通勤時間が延びるとその分いろいろ経験できます。 とりあえず今日見た人々を羅列のこと。 @池袋ウェストゲートパーク 某同名ドラマの舞台になった場所。 首都圏以外にお住まいの方、だまされてはいけません。 夜間でもわりと安全な上、掃除も結構しっかりされていて、 デートスポットとしては最適です。 駅前というだけあって人通りも多いため、 終電以後になるまでは少なくともかなりいいかんじの場所です。 大昔の歌謡曲をキーボードつきで熱唱していた若者二人連れを除いては。 A池袋→日暮里 大音量でディスクマンを聞くちょっとスレたかんじのお兄さん。 頻繁に髪の毛を掻きあげていたのですが、あんまり髪の毛が長いわけでもないので、 ちょっとナルシー入ってたかもしれません、しかもあんまりかっこよくないし。 時折ヘッドホンからもれ出てくる音楽に合わせて頭をガクガクいわせてました。 あれはリズムに乗っていたのか酒に酔っていたのか、 それとも自分に酔っていたのか。 どっちみちアブない人であることに間違いありません。 ちなみにサケなんぞを呑んだ後に電車なんぞに乗りながら、 ヘッドホンなんぞで音楽なんぞを聞きますと、 どんなリズムであろうが、 必ず脳みそは、体に対して河内音頭で音頭を取ってくれますのでやめましょう。 頭痛と失墜感に加えて周囲の人の顰蹙も買います。 B秋葉原 昼間も夜も別のイミで危ない場所ですが、 とりあえず今日は柱に寄りかかった酔っ払いらしき二人連れが、 目の前の虚空に向かって「やんのかコラア!」 と喧嘩を売っていました。 さすがに高値買取のお客さんはいませんでしたが、 明らかに学生かと思われる片方のニイチャンと、 ちょっとくたびれた風情のオジサンの二人連れは なんだかとってもミスマッチで、 周辺の人々の失笑を買っておりました。 取りあえず地面はガムだのなんだの落ちてて汚いので、 あんまり座り込まないほうがいいと思います。 2002/11/20 場末です。 ・・・じゃなくてえーと、 とりあえず言い分けだと言われるのを恐れずに敢えて言ってしまえば、 別に更新にサボりをくれていたワケではないです。 いえね、近来の僕を知る極々少数の人が聞けば、 それこそハナで笑われそうなセリフなんですが、更新さぼるって。。 HPを運営されている方(特に社会人)が、 更新をしないときによく使う言葉のひとつに、忙しい、というのがありますが、 現状を表現するのに単に忙しい、の一言で片付けてしまうのはいかがなものか、 てな感じです。 まあ、回りくどい言い方を避ければ、 拘束時間が延びることが、 そのまま忙しくなるというのと同義ではないという好例かと。 好例といっても好ましいというイミではなく、 正鵠を射る、てな意味合いのほうでありますが。 時間もないので事実を手短に。 通勤時間が三倍になりました。 千葉の手前に住んでいるのに今の職場は埼玉の端っこです。 生活費でカツカツなのに電車代は立替払いです。 加えて、 残業すれば結構稼げているはずの時間を、 思う存分埼玉のローカル線の中で過ごさなくてはなりません。 しかも、そこにゆけと指示されたのは三日前です。 なんだかんだ文句いいながら、それでも普通に仕事してますが、 ここまで動転したのは入社以来初めてです、ええ。 オチもないですが、考えてるヒマがあったら寝なきゃいけないのが癪です。、 最近の若者が会社やめるのって、案外こーいう原因が多いんじゃなかろーか、 などという都合のいい想像をしてみたりしながら寝ることにします。 ていうか、この世の全てが呪わしくなったり、 自分の全てと今の不幸ってやつを交換したくなるときって、 なんかこーいうたいしたことないときが多いんだよね・・・。 理由? いや、もっとヤバいとき、僕なら間違いなく自分じゃなくて神*に頼るし。 *(注釈;自分以外の誰か、と置き換えていただいても結構です。) 2002/11/15 見た目は大して変わってませんが全体的にガンバって更新しました・・。 具体的にいいますとサーバーマシンにperlをインストしたり、CGIを引っ張ってきて実験したり、 CSSを使ってレイアウトを作ったりいろいろです。 わからない人には申し訳ありませんが、説明するような気力は蚊ほども残っておりません。 今現状でキーボードを打っているのも不思議なレベルだったりします。 サバが自前だとCGI使うのにも一苦労だったりしますが、まあ自業自得の感も否めないのでなんともはや。 ま、そろそろ目に見えてわかりやすい更新をしようとか思ってますが、 その前にいろいろ遊んでみるのも一興なので、ワリと様変わりは激しいかもしれません。 そうそう、以下のようなメッセージが出たら、clocksは意外とがんばっておるのだなあ、 などと感心してやってください。 404エラー 「ページがみつかりません。」 2002/11/13 最近ネット通販をちょこちょこやるようになった。 中古品の本やらCDがメインとなるのだが、 これが意外と面白い。 先日、僕の座右の書とも言える本が中古で出回っているの見て、 思わず保存用に買ってしまった。 古本屋で探しまわる手間やらを考えると非常に楽な買い物だったし、 自己的な付加価値はさておいても、原価の半値以下で手に入るというのは非常に助かる。 料金と交換という買い物に慣れていたことから考えると、 金銭を払ってモノが届くのを待つとか、 相手にクレジットカード番号を教えるとかいう行為に、 それなりの危険性を見出してしまうのは致し方ないことで、 実際僕も手を出すまではその危険性と手間のせいでしり込みしていたのだが、 この場合のリスクには、それに見合ったリターンがあるということも確かではある。 先ほど言ったように、目的の物品がマイナーで、 古本屋などでは容易に手に入りそうにないようなモノを探す場合。 本屋の棚先をうろうろ歩き回るより、文字別に検索が可能なネット検索は非常に利便性が高い。 実際に本屋を覗いて見ないと本当にあるかないかがわからない、というのも確かだが、 それはネットに関しても同様だし、 むしろ遠隔地にあるものであっても余計な経費がかからないというのも、大きな利点だ。 希少価値(個人的にでも)の高いものというのは、手近な場所にあるとは限らないから。 さて、ここまで褒めちぎっては来たが、 だからといってネット通販の悪い点が帳消しになるというものでもなかろう。 翻って難点を挙げるとすれば、先ほども述べたように、 料金が前払いになることによる、品物の到着までの事故の危険性がある。 特に信頼性のおけないショップや、あるいはオークションなどでは、 相手方の故意の形でこれが生じる(送ってもいないものを送る、もしくは不良品を送る) 可能性もあり、この場合は騙されないように、あらかじめ相手の連絡先を知っておく、 もしくは信頼できる相手か否かを確認すべく情報集めをしておく、 などの布石を打っておく必要がある。 また、可能であるならば、最近増えてきた代金引換のサービスなども便利ではあるが、 その分の代金が上乗せされることを考えると、あまり利率のいい方法ではない。 やはり、信頼のおける相手方かをしっかりと見定めることが、 一番確実(確実性を論じられるような方法でもないが)な方法ではある。 また、リスクの面に加え、 送料や各種手数料(梱包、保険、代引など)による出費の増加という問題もある。 希少価値の高いものなどであれば確かにある程度は仕方ないと割り切ることができるが、 手近な商店なりアウトレットショップなどで手に入りそうなものであれば、 送料や手数料を加味した額が、即金で手に入る額を上回ることがないかどうかをキチンと確認しておかないと、 場合によっては余計な出費がかさんでしまうこともある(主にオークション)。 ある程度大きなもの、重いものでなければ、 たいていの場合数が増えるごとに商品単品に対する送料は減るというのは一般的なことなので、 本やCD、小物類などが目的である場合は、 いっそのことまとめ買いをしてしまうつもりで品定めをするのがよいかもしれない。 で、最後に、これはカードの使用などの際に最も言えることであるが、 一言で言ってしまえばカード破産。 いくら限度額に余裕があるからといってじゃんじゃんばりばり使いまくってしまうと、 実際にショッピングに出たときに自分の目で確かめた良品を逃してしまう、 なんてこともあるわけだし。 当然のようにカードを使用するということは借金を作ることと同義だから。。。。 なんていう使い古された説教を僕なんぞが言わなくても、 知っている人は知っているようなことだろう。 ネットでの問題は、それが外出せずに、何時でも行えることであり、 機会が増えることで危険性が増すのは確かだから、 それこそしっかりと財布の紐を締めてやらないといけない。 ま、とはいえ、好きなものを好きなように買って貧乏暮らしをしようが破産しようが、 仮にそれが本人の幸せであれば、それこそ僕ごときがとやかくいうようなことではないから、 まあそのへんはよしとしようか。 で、ちなみに、月末まであと二週間ほど残っているわけだが、僕の貯金の残高はと・・・・・。 。。。。。見なかったことにします。 2002/11/07 最近(というより結構前から)、 エニアグラムやらエゴグラムやら言う、 アンケートちっくな内容をモトに自分の性向を割り出す、 占い(?)の一派のようなものが流行っているようである。 世事に疎い僕のことであるので、このテのものに気づくのは、 例外なくそれらが世に浸透し、蔓延し、 ひいてはそういったブームが終わって初めて、というようなことも多いのだが、 幸いというか今回はブーム自体が去る前に感づくことができた、 で、ためしにという気持ちでやってはみたのだが。 なんというか、冗談交じりでも人間失格の烙印を押されるのは結構ツライものだが、 それを書籍だのホームページ(正確にはそういったスクリプトなんだろうが) だのという、微妙に公的な印象のある媒介をモトにされると、説得力は二倍、脱力感は自乗、 というか、 「俺はそんなに悪いことをしていないのにどうしてこんな奴らにここまでコケにされにゃあかんのだ」 というやさぐれた文句がふつふつと沸いてきそうな結果であった。 具体的な結果はアレだが、概ね「芸術家」「ダメ人間」の二択である。 まあアレだ、「ダメ人間」の一択と同義である。 自己の才能の否定はそのまま能力の枯渇につながるらしいので、 僕はあえて自分に文才や画才がないとは言わないが、 そもそもそれをモノにしようという気力が伴わないのでいかんともしがたい。 意思意向の欠如によって自動的に除外された「ゲージツカ」という職業を除けば、 僕は果たして、彼らのいうとうりの人間だとして、 「ダメ人間」か「駄目人間」か「だめにんげん」か。 まあいずれにせよ、将来的にも今と大差ない生活を送っているだろうなという結論が出てしまう。 ・・・・つまり、納得はしているのである。いちおうねんのため。 2002/11/06 寒い。 異様に寒い。 現状を勘案して客観的に見れば、 「どのへんの寒さ」について申し立てをしたいのかと 自らに問い立てをすべきところであろうが、 正直仕事あけのまったりムードの漂うこのときに、 わざわざその精神生活における部分や私生活の 過酷極まる閑居の具合を吐露して見せてまで、 陰鬱な自虐の淵に漬かるほどの物好きでもない。 そういうわけなのでここでいう寒さとは単に物理的なイミにおける寒さ、 であるとご理解頂くのが妥当な結論と申すべきであろうが。 東京の気候が異常であるというのはもう何年も前から言われていたことだが、 このところ、つまり僕がこちらへ引っ越してきたあたりから、 それがシャレも通じないほどにシャレを超え、 シャレにならない状況を呈しつつあるという事実がある。 夏場に40度近い温度になるというのは、 亜寒帯も亜熱帯もまぜこぜにしたような気候風土を擁するこの国においては さして珍しい状況ではない。 実際、僕が経験した中では、 一般的に比較的寒い印象のある新潟の沿岸部においてすら、 (あいまいな記憶なので正確かどうかは知らないが) 実に38度程度の気温をはじき出すことがある。 ただ、新潟の例はさておいても、東京については。 夏場には40度を超え、冬場は昼間でも零下を下るというような土地というのは さしものこの国でも珍しいのではないかと思うのだが。 この国には存在しない気候帯である砂漠帯(一部近い状態の場所はないではないが) では、昼間の温度は摂氏50度を数え、夜中は零下を下るという。 もちろんこの物差しは一昼夜であり、 それを一年サイクルで変動する四季の中での温度差と単純比較するのは誤りである。 が、しかし。 現在砂漠と呼ばれる場所の大部分は、 実は豊富な水と豊かな土を持った森林地帯であったという話をご存知であろうか。 それが現在のように黄土または灰燼の砂の温床となってしまった理由は、 ご存知のとおり森林の伐採や、 放牧による家畜の飼料として食い荒らされてしまったこと、 ひいては人間の所業のせいなのだが、 そのへんの細かい部分はエコロジストに任せるとして、 砂漠化の要因のもう一つに、 植物の消滅における温度差の発生、という事項がある。 彼ら植物が自らが生きる手段である光合成を効率的に行うために、 その体長(と便宜的に言わせてもらう)を伸ばし続けることがあるが、 それの副産物として、地面に直射日光があたらないという部分が存在する。 これは、体長を伸ばす彼らの根の部分に存在する水の蒸発を防ぎ、 またその周辺に集まる小型の菌類、草木、昆虫、小動物、 ひいては彼らをエサにする大型の獣をも包含せしめるような、 巨大な生態系の樹形図を作り上げる。 森というのは、木々の集まりであるのとともに、 動植物の生態系、コミュニティでもあるので、 当然のごとく、家であり、親でもあり、また生態系そのものである木々の伐採は、 動植物の生命そのものを直接断つような結果に繋がりかねない所業である。 屋根を無くした大地は、乾燥と風化を繰り返し、 地面に住む熱に弱い小動物や、そこから水分を吸収していた草木の類が死滅する。 そして、それを食事としていた昆虫類が消滅し、 それをエサとする小動物が糧を無くして死に絶える。 言うまでもなく、その頃には大型の獣もあらかた姿を消していて。 結果はごろうじろ、というところだ。 東京の気象の変化とそういった遠い砂漠の話に関連があるのか、 とおっしゃるかも知れないが、 少なくとも僕の私見においては、 あながちまったくの無関係とは言いがたいのではないかと思う。 もちろん、気候から言って、 直接的に砂漠化を招くようなことはまずないのであろうが。 たまに聞く言葉にヒートアイランド現象というのがある。 コンクリートジャングルの中に太陽熱が沈下し、 風も満足に吹かないせいで放熱もうまくいかず、、 どんどんどんどん温度が上がる、という現象。 これは屋根と柱を失った元森林の砂漠の姿に似てはいまいか。 僕らの踏みしめているコンクリートの下の土は、 生態系から完全に隔絶され、おそらくもう使い物にはならない。 都内においては意図的に植林された並木などを除いた植物の類を ほとんど見ることはない。 たまに見るのは、完全に人間に飼い殺された動物と、 植木鉢にきっちりと収められ、もしくは根を寸断されて商品化された植物の姿。 何が誰にとって幸せかは知らないが、 正直それが自然の姿だというのにはかなりムリがあると思う。 当然、僕も含めてそういった、 文明のもたらす利に胡座をかいて生きてきたことには異論なく、 だからもう文明に頼るのはやめようなどという理想論を語るつもりもない。 ただ、生態系の完全に崩壊したこの土地での屋台骨は、 おそらくは人間であろうと思われ、仮に地震なり戦争における汚染(このところは冗談としては笑えない) なりでこの土地の主権を、もしくは生存権を失った時点で、ここは死滅した廃墟、 そして砂漠と成り果てるのではないか、という危惧は、 まんざら的外れなものではないのだと思うのだ。 --------------------- ・・・・・ていうか、二十日すぎ? 2002年最後の空手の練習のあと、練習場の近場にあるバーミヤンで昼食を採っていました。 練習中にデジカメで撮影した動画をノートパソコンで見て反省会をやる、というのがある程度恒例となっていたのですが、 いい年こいた大人の男どもが、ファミレスでパソコンを広げて意味不明な映像に見入るあたり、 正直どこから見てもあきらかにヘンな人々のはずで、最初は相当抵抗がありました。 もちろんいまはすっかり慣れて、ほとんど人目が気にならなくなりました。 これもひとえに先輩たちのご指導のおかげというか、人間慣れというものは恐ろしいなあというか、むしろこうして大人になっていくのかな、 とかなんとか今では感じておりますが。 2002/12/26 クリスマスイヴに友達(もちろん野郎)とラーメンを食っていたこととか、 知人が格安で売ってくれると言っていたバイクを、 試乗時に40km/h強で思い切りこかした(もちろんそのまま引き取り)ことや、 そのときに負傷した手足の傷がスーツに擦りむけて未だになおらないこととか。 または、空手の最中に蹴られた太ももが腫上がって直らないこととか(体重差30kg)、 3万で入手したバイクが、修理代を見積もると6桁に入ってしまう可能性があること、 パソコンの電源を静穏化させるためだけに知らぬ間に(意図的にか?)2万近くの出費をしてしまい、 実は新しくいい電源を買いなおしたほうがよほど有意義であったこととか。 手前はえらそうに遅刻してくる上司が、遅刻したときに「信じられないね」 と、信じられないことを信じられない口調で宣ったことに加え、 万人が認めるいい人には違いない先輩が、 外出して二人になったときに(ヘンな意味ではない)まったく自分のことをしゃべってくれないあたりから、 俺ってまったくもって信用されていないか、嫌われているか、はたまた敬遠されているか、 どのみちロクな扱いは受けていないなと感じたときとか。 どんなイヤな経験も、過ぎてしまえばいい思い出です。 ↑とか最初に言い出したのはだれだ。 とりあえずしばく。 2002/12/20 人間というのは楽な楽な方面に流れていくものなので。 とりあえず昨今の自分の行動の凡そが↑この言葉によって言い表すことができることに、 一抹の、もとい言い知れぬ不安を感じております。 writeの方は更新を掛けているので、 別にサボっているわけではない・・・・はずですが。 そういえば今日出向先からの帰りに妙なものを見ました。 電車の中でモノを食べるというのは、 一般にあまりお行儀のよいこととは思われていません。 食堂車や、旅客系の電車の箱席など、 ある程度荷を広げることを前提としている場合は別としての話ですが。 で、何を見たかといいますと、ずばり。 電車のなかでカップラーメンを啜っている女子高生。 いや、以上です。 自分の中では十分以上にオチているので、 これ以上述懐を続けることはもはや苦痛以外の何者でもないんですが、 だからと言ってここでやめても、 タダでさえ少ないはずの読者が更に減るだけの話なので、 仕方なく続けてみますが。 仕事が終わって、バスで埼玉の某駅前。 電車に乗り込んでふっと一息、うつらうつらし始めたあたりのことです。 どこかで嗅いだような匂いが隣の車両から。 もともとあんまり人数が多くなかったこともあり、どこにどんな人が座っているのか、 というのは、車両の端に座っていた僕からもおおむね見渡すことが出来ました。 車両同士の継ぎ目の向こう側に、制服を着た女の子が一人、いや、向かい側に友達らしきもう一人。 遠巻きになんとはなしに見ていたところ、 片方の子が、手にもっていたビニール袋から何か白いカップのようなものを取り出しました。 一見、遠くからは模様もわからなく、ポップコーンか何かかと思っていたのですが。 そして、その女の子は再びビニールに手を突っ込み、なにやら手のひらにおさまる小さなものを取り出して、 おもむろに ずるずるずるずるずるうううううう。 いや、オチてるんだってば・・・・。 --------------------------------- ・・・・・新年あけまして・・・・ねすごした、もう7日か・・・。 2003/01/23 僕の趣味の一つに、オーディオいじりがある。 演奏そのものは、小学生時のピアノ以外、 まともに触れたこともないようなありさまなので、 どちらかというと音感とかは鈍いほうであると思うのだが、 コンポーネント(スピーカー、プレイヤー、アンプとそれを結線するケーブルも含めた音響機器) を変更することによって変化する音の面白さに魅せられて、 音楽そのものに加えてそのコンポーネントセットをいじることに興味を覚え始めた、 というのがその要因の一つではある。 興味のない、もしくは持ってはいるがよく知らない、という方のために説明しておくと、 オーディオ機器というのは大別していくつかの機材に分けられる。 ソース(情報源)から音を取りだし、音声信号に変化させるいわゆるプレイヤー、 そこから流入した情報を、増幅して音源に変化させるアンプリファイアー。 そして、ケーブルを介して実際に音場を発生させるスピーカー。 プレイヤーは一般に言う、CD,MD,LP等の音源媒体。 アンプリファイアーはアンプと略されることが多い。 厳密に言えばプレイヤーも、情報の吸出しと変換部にわかれ、 アンプはプリ(コントロール部)とメイン(パワー部)に分かれているため、 いわゆるオーディオと言われるものは、 情報吸出し→情報変換→音響操作→音響出力→音場の発生 という過程を経て発現し、 その間に電子情報として音を伝達するケーブル類を配し、 また、音場の大本に存在する電源ケーブルの伝達効率ですら、 発生する音場を大きく変化させる。 ハイエンドの名を頂くケーブル類に至っては、 結線用のたった一メートル分で、4万から10万以上もの価格を誇るものすらある。 一般に言うミニコンポやラジカセというのは、これらの品を完全に一つの筐体に閉じ込めているため、 省スペース+流通の一元化による省コスト化が可能になっているわけだ。 ちなみに、オーディオメーカーといってもさまざまであるが、 僕自身は、とりわけイメージ的にも音響的にも、 LINNという会社の物に強く興味を惹かれた。 ちなみに、そこでMAXスペックのコンポーネントを作り上げた場合の概算であるが。 CD PLAYER SONDEK CD12 2,800,000 PRE AMPLIFIER KLIMAX CONTROL 1,200,000 MAIN AMPLIFIER KLIMAX SOLO * 2 1,200,000 * 2 (2,400,000) SPEAKER SYSTEM KOMRI * 2 4,800,000 * 2 (9,600,000) ALL 16,000,000 ちなみにメインアンプとスピーカーは、 ステレオにおいて各々左右のモノラル1chを受け持つため、 二つづつのセットが必要になる。 千六百万。 首都圏でも安いマンションが一件買えてしまう値段である。 中古なら、軽くフェラーリに手が届く。 ただ、問題はこの値段ではなくて、 このメーカーを持ってしても、 オーディオ業界の中ではミドルレンジですらないという現実である。 加えて、これら屹立する音響の宝石を結線させるケーブルも、 本来生半可なものでは許されるはずもない。 ・・・とまあ仰々しく偉そうに述べてはきたが、 要するに、はまり込むと車どころじゃなくお金のかかる趣味であるということだ。 オーディオセットで1600万をそろえればこれで終わりかと言うと、 また設置場所やら設置位置にもカネをつかわねばならなくなる。 インシュレーターやオーディオルームの緩衝材に始まり、 最終的に音を聞くために構成された部屋(これは生活環境としての快適さとイコールではない) というのに懲りはじめると、 ヘタをすれば1000万どころか億の買い物に及ぶ可能性すらあるのだ。 で、まあ。 現実に目を向けてみるが、1000万どころか数十万ですら高嶺の花である現状であるから、 僕はボーナスやらの副次収入が入るまでは当分そういったものどもを買い揃える予定はなかった。 なかったのだが・・・。 2003/01/09 ばななぱんさんのところで冷え性の話を読んで、 そういえば自分も冷え性だったと気づいた。 冷え性話はともかく、最近防寒用に腹巻をしている。 親父臭いとバカにされる方もおられるかもだが、 昔から寝冷えや腹痛の頻度の多かった人間としてみれば、 生半可なコートなんかよりよほど強力な防寒具である。 皮膚にしっかりフィットする肌着というのは、 実際やわらかい布地を重ね着するよりよほど強力な保温性を持っているわけだ。 で、知人の中には僕がバイクに乗っていることをご存知の方も何人かおられるかと思うが、 バイク乗りの中で、ある防寒具が流行っているらしい。 上半身から下腹部までにしっかりフィットし、 伸縮性も保温性も非常に強力。 唯一の欠点といえば、上下がつながっている故のトイレの便の悪さだが、 これはツナギなど、一般的に使われてきた従来品にも言えることであるし、 中腹部の保温性能を考えればペイバックとしては仕方あるまい。 また、これを着用すると、安全性も非常に向上するそうだ。 しかも、話によると2000円〜3000円程度という安価で手に入るらしい。 最強の肌着として注目されているその商品。 その名は、 スクール水着。 ・・・いや、マジで。 2,3000円というのも中学校の購買での話らしいのでまんざら冗談でもないらしい。 そして、あんなもんを着用したまま事故れば・・・・・。 お分かりであろう、いろいろなイミで 両親に顔向けできない。 そりゃあ事故も減ろうというものである。 とりあえず腹巻賛成派のこの僕としては、 近所の中学校の購買部に侵入し、一度その効用を試して・・・・ みるわけねえだろ。 -------------------------------------------------------------------------------- 2003/01/07 今年の抱負。 仕事中に寝ない。 朝、起きるときに二度寝をしない。 電車で寝過ごさない。 なんか、生活バレバレ? あともうすこしまじめにHPをこうし(以下略)。 ----------------------------------------- 有給とってー・・・あ、もう一週間たってるんかい。 2003/02/11 書かないだろーなー、と思っていたSEEDキャラ編@。 気分がノっているのでとりあえずGO。 設定やストーリーがよくわからない方はオフィシャルにてご確認ください。 でわ早速。 キラ・ヤマト(16) 地球側唯一のコーディネイターにして、 まごうことなき本編の主人公。 その立場や能力から、否応ナシにストライクガンダムに乗らされ、 戦いの渦中にまきこまれていく。 情緒不安定、責任転嫁、現実逃避と、 実際問題友達にするには結構な問題を孕みそうなタイプ。 コーディネイターは喧嘩も強いため、 18話では浮気の現場を押えられたような立場にあるにもかかわらず、 特殊な境遇を利用し、友人に対して逆切れをかまし、あまつさえ 「本気で喧嘩をしたらサイが僕に敵う筈ないじゃないか」 などとえらく高圧的な態度を見せたりもした。 キレ度が上昇した状態で権力を握らせたりすると恐らく暴走するタイプで、 僕が知る限りでは歴代ガンダムの主人公の中でももっとも危ない。 また、「僕の気持ちをわかってくれない」的な口調や態度も多いが、 相談もせずにわかってもらおうと思うのがムシが良すぎる。 現に、彼女を寝取られた立場(確定事項ではない)のサイ君は、 もともとキラに対し、かなり確固とした友情を抱いていたようなエピソード(9話)もあるし、 自分が友人に恵まれていることの自覚があまり、というか全然ないところも問題だ。 また、戦闘中にキレると脳内で種状の物体がはじけ、 ストライクもろともありえない動きを見せる。 SEEDというタイトル名の由来かと思うが、 あれは俗にいう「頭のネジが抜ける」「頭の線が切れる」 状態に酷似していると思われ、 なるほど、だんだんキャラが酷薄になっていく理由の一助にもなっていそうだ。 何でもいいが、なんで一人だけヤマトとか日本人名っぽいんだ? マリュー・ラミアス(26) 連邦軍大尉、現アークエンジェル艦長(代理)。 オープニングのシルエット(乳ゆれ)が教育委員会に指摘を受けたと、 まことしやかにささやかれるが、その現実がどうであるかは不明。 人情派、という設定で語られるが、 2話以降で、自分を助けてくれたキラたち学生に拳銃をつきつけて威圧したりと、 行動指針に一貫性がない。 機密を見られたのでついて来てもらう(2話)、というのは、 裏返せば自分らの不手際で見られたのでとりあえずコイツラ連れてって責任転嫁、 というのと大差ない。 その点ではキラと50歩100歩で、 敵側のお姫様(ラクス・クライン)を偶然助けてしまった(8.9話)際には、 交渉を優位に進行可能なカードを遭えて使わないという愚策を打ち出す。 マジメに戦争をする気がないのか、 はたまたそんなことしなくても勝てると思うほど無能なのか。 ともあれ、彼女の行動に指導者としての適性はまったく見えない。 乳ゆれに問題があるのはわかったが、歌まで変えるのはカンベンしてほしかった。 TMレボリューションの西川君が気の毒でならぬ。 2003/02/05 今回の御代はガンダムSEED。 某十人羽織氏のホムペの掲示板で個人的にヒートアップしてしまったのが直接的な原因といいますか。 知らない人のために補足説明。 有名アニメシリーズ機動戦士ガンダムの新シリーズ。 世界観的には初代ガンダムに酷似しており、 構図としては地球側の人間(ナチュラル)と、 さまざまな能力を人工的に付加された新人類(コーディネーター)が、 血のバレンタインと呼ばれるある事件をきっかけに仲たがいをはじめ、 その戦争が激化しつつ今に至る、という構図。 主人公は、中立のナチュラルの街に住んでいたコーディネーター、 という設定であり、 不甲斐ない上に自分勝手で私利私欲に走りまくる軍部にそそのかされたカタチで、 その類まれな「性能」を戦争に利用され、どんどん間違った方向に成長してゆく、 というのが現状をわりと正確に表現しているのではないかと。 興味があるかたは http://www.gundam-seed.net/ のあたりで色々調べてみてくださいまし。 キャラクターの設定やら配置やらから、 今までのガンダムの寄せ集めor劣化コピーとの評価も高かったようですが、 こと現状を鑑みるあたり、 物語も前半そこそこの現時点で、みなさん相当に汚れてます。 設定を見ると主人公やその周辺の友人たちは、 みんな15,6歳そこそこくらいなんですが。 それでなくとも生まれ育ったコロニーは敵の強襲でまっぷたつになるわ、 周りが無能なのが原因で、仕方なく艦を守るための新型機に乗らされるわ、 折角守りぬいたはずの友達が、軍に入って戦争を終わらせるとかなんとかほざくわ、 ちょっといいなと思っていた女の子は実は友達の彼女で、 なおかつ自己中でじゃじゃ馬で傲岸不遜のスリーセブンだわで、 主人公のキラ君としてはかなりヘヴィな環境を経験してるようで。 そもそもからして、 名前のないキャラは基本的に駒にすらならないというのがこの世界であるらしく、 ある程度用事が済んだ民間人は片っ端から敵機によって撃墜され、 当然のごとくに宇宙空間で粉微塵となっていきます。 もともと最初っからキレたキャラであった某F嬢(15)は、 父親の死亡によってその本性をあらわし、 周辺の人間関係における被害損傷を甚大なものにさせていますが、 この父上自身、どう考えてもF嬢を「切れさせるために出演した捨て駒」 としか思えません。 眼前で艦や脱出ポッドがつぶされまくり、 平気で敵を壊滅状態に追い込んでいる主人公は、 顔もしらない民間人のために思いっきり泣き崩れるし、 敵方の重役の娘を偶然手に入れた艦長であるM嬢(26)は、 明らかに戦時中においては大局に影響を及ぼすであろうその娘に対し、 「人道的な立場」で対応しようとするわ。 本当に戦争を終わらせたいんであればこの娘を利用してもう少し平和的な話合いとか、 そういうものが出来たのではないかと思いますが。 ていうか、相互ともそういうことはしない約束でもあったのかは知らないけども、 そもそも誘拐したわけではなくて偶然に保護したという点を見ると、 明らかに非は敵側にあるわけですしな。 ってことで、とりあえず設定に関する考察はこんなかんじです。 興味がある人はぜひ見てみてください。 本気でワケわかりませんから(w。 次回(ないだろーな)は、人物編。 設定以上に疲れそうな御題・・・。 ------------------------------------------------- 番外 つい昨日、失業した。 都内の中堅大学を卒業してから約五年、 小さなものを除けば別段何の問題もなく勤め上げてきたはずではあったが、 それ自体は屋台骨である会社の倒産にすら抗えるほど大層なものでもないらしかった。 学生時代からつるんでいた友達には、 早いところ職を探せだの、バイトでもなんでもいいから働けだの言われている。 また、報告したところ、60に近い両親は、 あたかもこの世の終わりでも来るのかと思うほどに落胆した溜息を一つ(ずつ)ついて、 しばらく何もしゃべらなかったくらいだ。 実際の話、一度何の肩書きもない素浪人(プータロー)の身の上を経験してしまえば、 まじめに働くことなどバカバカしくなってしまうというのは事実であろうと思っていたが、 さりとて26にもなって、今更リクルートスーツを着るでもないし、 身についてしまったデスクワークを捨てて、 コンビニなりジャンクフードショップの店員として、 作れもしない引きつり笑いでお茶を濁すのも憚られる。 幸いというか生憎というか、概ねの人間に較べて物欲の薄いほうであるらしく、 まとまった、という形容がなんとかつけられる程度の金銭は手元に残っているのが、 当面は救いといえば救いなのだろうか。 以上のような周辺事情も加味し、俺はしばらくの間プータローとして時間を費やすことに相成った。 学生時代、もっといえばヒトケタ代のガキの頃から、 俺はあまり人付き合いのうまいほうではなかった。 身体という面で見れば、何かしらの能力の欠乏があったわけではなく、 両親にも必要な分くらいの愛情は注いでもらったつもりだし、 環境的に歪む要素はなかったろうと思うのだが。 結局のところ、自分に非があるのか本当は環境に原因があったのか。 それとも両方であるのかどちらでもないのかは、 この年になるまで原因を発見できないでいる。 そういったイミでは会社においてもそれなりに苦労していたが、 福利的、収入的には割と安定した職場であったし、 生活の糧や貯蓄を得るというのが目的であれば、 別段それ以外に妥協点を見出す必要性があるほどのものでもなかったのだ。 逆に言ってしまえば。 つまるところ、俺にとって職とはその程度のものであったわけで、 また主観的には職場の人間関係に見放されていた俺から見れば、 将来的に食(職)に困窮するという点を除けば、 当面は何の問題もなく安穏とした生活を送るのに支障のある環境とは言い難かったわけだ。 「・・・・・って、誰に言い訳してんだろな、俺は」 雨雲とは違う、冬の軒先から姿を見せる重苦しい灰色の雲を見上げてつぶやくと、 久々に口から、白い呼気がやんわりと姿を見せた。 肌寒いのは仕方ないにしても、もうそんな季節であることに身震いし、 また、今の自分の状況というのも、 実は割と怖気が走るくらいには寒いのだという実感も湧いてきた。 勘違いしてもらっても困るのだが、俺は好きで失業したわけではないし、 今のこの状況を楽観視、もしくは楽しむことが出来るほどに、 有能な人間でもなければ、妄想家というわけでもないのだが。 突発的な事故にも近い不幸に見舞われてのこととはいえ、 こうして何のくびきもないような状態で放り出されたのだから、 せっかくだから何かしら後になって記憶もしくは手元に残るような物事を、 と考えいたった結果の話である。 まあ、とはいえ、原因からして自発的なものではない以上、 何かしらはじめるにしろ何かをするにせよ、 じっくり考える時間が必要なのも事実で。 5年分の垢を落とすつもりでぼんやりとした生活を送ることに決定した次第。 手始めに・・・・こうしてコンビニで肉まんとコーヒーとスナック菓子を買って、 ジャージ姿で家路を急いでいる。 ま、自慢ではないけど、俺と同じ会社に勤めてた人間で、 昨日の今日でここまで落ち着いている人間というのも数少ないのではないかと思うのだがどうだろう。 などと、堂堂巡りに意味の無い思索を続けていたときだった。